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『OPENNING NOTE』

 
 

EVERYDAY NOTES - archive - 2012 july

7月31日(火)
 午前中、健康診断。やはり身体が重くなっているので、絞らねば。午後、現場検証へ。団地の現状を視察できて、貴重な体験だった。

 夕方、打ち合わせ1本。夜は、ひたすら原稿と向き合う。書評の方もやっと突破口が見えてきた。よしよし。

7月30日(月)
 午前中、メールなどの雑務。昼、打ち合わせ1本。午後、如風庵の図面をチェックし、新規プロジェクトのバリエーションを進める。模型もどんどんできてきた。

 夜、左官職人の久住さんが来所し、クライアントご夫妻と共に如風庵の進め方や土壁の作り方について話し合う。充実した話し合いができ、これまた楽しみな建築だ。

7月29日(日)
 朝、気持ちのよい目覚め。ブルーベリー農場でブルーベリーを摘んで、朝食。トマトのソフトクリームが最高。それからとうもろこし畑で生でも食べられる「ゴールドラッシュ」を食す。続けて山間の川に入ってイワナのつかみ取り。子供達が野生に戻っていく感じが伝わる。自然は人間の最高の教科書だ。イワナの塩焼き、五平餅に焼きそばをみんなで食す。中島社長の閉会の挨拶で加子母村の自然を満喫する「ふるさと祭り」が終わる。

 渋滞もあり、7時間以上のドライブで東京に戻る。掃除と洗濯。深夜、日本サッカーを観る。永井の試合終了間際のゴールで、決勝トーナメント進出は決める。

7月28日(土)
 結局徹夜して、6時半、高井戸駅にて中島工務店の吉澤さんと合流して、加子母村へ。車ではもちろん爆睡。5時間半かけてお昼に到着。お弁当を食したら、早速山に入って植樹。小さな檜の苗をみんなで山に植える。内田先生も登場し、総勢100人を超えるメンバーで行動する。

 牛舎に行って、美味しい牛乳やトマトを頂き、100年以上も保たれている明治座を見学。風情のある素敵な空間だった。二階席の窓から見える裏木曾の山の風景が美しくてスケッチを描く。

 夜は、みんなでBBQ。飛騨牛と鶏ちゃんを美味しく食して、盆踊りなどわいわい楽しい時間。その後、焼酎を飲みながらみんなでオリンピック観戦。なでしこはスウェーデンに引き分け、柔道は男女の階級が共に金メダルに届かず。しかし大勢でのスポーツ観戦ってなんでこんなに楽しいのだろうか。みな、好き勝手言っている。

7月27日(金)
 午前中、メールなどの雑務と電話対応。午後、如風庵の図面をチェックし、新しいプロジェクトの展開を確認。

 夕方、打ち合わせ1本。夜は、原稿を書く。その後、あれこれと仕事をしていたら4時になっていて、寝て起きる自信がなかったから、徹夜する。

7月26日(木)
 午前中、教室会議。あれこれデスクワークを済ませる。午後、『みんなの家。』の取材を受ける。ほぼ日の事務所にて、担当者のみなさんと打ち合わせ。ちょうど一年前から連載をさせてもらって、なんとも感慨深い。これからの展開について話し合う。書店周りをする。

 夜、早坂紗知さんにアルト・サックスのレッスンをつけてもらう。深夜、メールなどの雑務と原稿を書き進めていく。日本サッカーのスペイン戦を観る。とてもエキサイティングなサッカーをしていて、大金星を挙げた。

7月25日(水)
 午前中、メールなどの雑務と電話対応。午後、打ち合わせが2本。新規プロジェクトの進め方を決めていく。平面図の検討を続ける。如風庵の打ち合わせ準備など。

 夜は、アルト・サックスの練習をする。明日は久しぶりにレッスンだ。

7月24日(火)
 午前中、メールなどの雑務と打ち合わせ1本。それから表参道ヒルズにてチャリティー・アート・イベント【ROSES.】に銅版画作品を出展する。一番乗りで展示して、すぐに大学へ。

 午後からあれこれ書類など整理してデスクワークをこなす。表現演習1の授業で2点透視図法による住宅ドローイング。みんな着色までいって、いろいろと工夫してやっていた。あっという間の前期終了だが、1年生はよく頑張っていたように思う。特にやる気のある学生も多く、「夏休み何かやりたいんですけど、何やればいいですか?」との質問に「サヴォア邸・トゥーゲンハット邸・マイレア邸のトレース」をするようにアドヴァイスする。この三人の建築家を入口にすると綺麗に建築の世界に入っていけるのではないかと思う。1/50で図面を描くのがいいだろう。でも、実は、このように言って、何も図面を渡さないのは、彼らに自分で図書館などで調べてみつけてほしいから。この建築家とのファーストコンタクト、つまりどのようにして出逢うかはとても大事だから。

 夕方、新規住宅のエスキースを進める。5案から2案に絞って考えていく。夜は、気分転換に『永遠の僕たち』(監督:ガス・ヴァン・サント、2011)のDVDを見る。加瀬亮が出ていてびっくりし、主人公のイーノック役が故デニス・ホッパーの息子であると知ってもっとびっくりする。ガス・ヴァン・サント監督らしい距離感で歪んだ若者たちの成熟へと向かう愛の物語。

 深夜、マトグロッソ連載「放課後のベルリン」の原稿を練っていく。仕上げて送信。

7月23日(月)
 朝から特別な時間。井上雄彦さんのアトリエ訪問。できたばかりの『みんなの家。』と『幻想都市風景』をお渡しする。ほぼ日連載時にネットで読んだ時とこうして紙で本になったことについて話し合う。天井の高い気持ちのいいアトリエを見せてもらい、図々しくもバスケットコートでシュートを打たせてもらう。最高の幸せ。丸い大きなトップライトがあり、素晴らしいハーフコートであった。

 昼まで新規住宅の打ち合わせ。最初の提案のフィードバックをもらい、これからの方針を話し合う。しっかりと進めていきたい。午後は、赤坂にてお世話になっているキュレーターの太田菜穂子さんと打ち合わせ。近況報告から始まり、FAUの進め方についても話し合う。きっと面白いことができそうだ。

 午後、如風庵の展開をチェック。夕方、住宅のエスキース。ホームページのアーカイブ作業。夜は、マトグロッソの原稿を書き続ける。深夜、アルトサックスの練習に行く。

7月22日(日)
 午前中、ゆっくり掃除と洗濯をしながらのんぶり日曜日。昨日の登山からの筋肉痛がすごい。

 午後は、メールなどの雑務とこれからの準備を進めていく。夕方、チャリティーアートイベントROSES.のための出展作品に手彩色を完了。今週の水曜日からいよいよ表参道ヒルズで展示スタート。内田先生の『街場の文体論』など幾つかの本をパラパラ読書。

 夜、原稿を進めるも調子が乗らないので、カラオケボックスに行ってアルトサックスの練習をする。深夜、全英オープンゴルフを見入る。タイガーを応援してたら、失速してしまうも、エルスの大逆転勝利は凄かった。終始トップだったスコットに同情する、これぞスポーツか。

7月21日(土)
 朝、4時台に起きて、7合目からのご来光を見る。曇っていたが、美しい日の出を見ることができた。そこから岩のごつごつした山をひたすら登る。天気は雨が降ったり止んだりが続く。森林限界を超え、登る勾配も当然きつくなっていく。9号目からは「胸突き坂」という名前同様、呼吸が辛くなるくらいになって足取りが遅くなる。午前中に無事山頂へ。日本で一番高いところをゆっくり体験する。雲の上でゆっくり「呼吸合わせ」をする。

 400円のホットミルクを飲んで、山を下る。天気は悪化して雨になるも、確実に一歩一歩下山していく。須走がふわふわの浮遊感を楽しむ。苦労して登ったのにあっという間に下ってきた感じ。14時前に5合目に戻ってくる。

 バスで爆睡し、鶴巻温泉で身体にたまった疲労を抜いて、みんなで乾杯。富士山の山登りを語り合う。フルマラソンは、心肺機能に余裕があって足腰にくるけど、富士登山は足腰に余裕があって心肺機能にくる、といった印象か。またいつか違うルートからも登ってみたい。それにしても酸素が薄いってのは本当にきついね。

7月20日(金)
 朝、新宿で友人たちと合流し、念願の富士山へ。昨年は、台風でキャンセルになるも、今年は決行。午後から5合目須走口から初めての富士登山スタート。

 コツコツ歩みを進めて、7合目の太陽館には夕方到着。雨が降る中の登山となるも、一歩一歩確実に登っていく感じ、この反復運動が好きだと実感。山小屋にて、温かいおいしいご飯を食して寝る。寝袋でぎゅうぎゅう状態でも爆睡した。

7月19日(木)
 午前中、メールなどの雑務とデスクワーク。午後、リブロでのブックフェアの最終準備に取りかかる。レッドブルジャパンの追加工事の手配をあれこれ進める。あっという間に夕方。池袋で新しい住宅のキックオフミーティング。

 夕方、リブロにて「みんなの家にまつわる30冊」フェアの準備とサイン本などの準備をして、護国寺にある講談社へ。平松前大阪市長のコーディネートによるシンポジウムを聴きに行く。内田先生と小田嶋さん、中島さん、平川さんという贅沢で個性的なメンバーによって「ポストグローバリズム社会と日本の未来」をテーマに語られた。あっという間の2時間で、もっと皆さんのお話しが聞きたかった。

7月18日(水)
 午前中、メールなどの雑務と電話対応。午後、原稿を一本仕上げて、如風庵の諸々の段取りに追われる。夕方、渋谷で打ち合わせ一本済ませて、新宿へ。紀伊國屋書店3階ふらっとすぽっとにて『みんなの家。』刊行記念トークイベントをやらせてもらう。学生時代から一番通った本屋さんでこうしてトークイベントをやるなんて感無量。あっという間の楽しい1時間だった。

 深夜、原稿を進めて、目黒川沿いをランニング。まだまだ身体が重い。はて、週末の富士登山は大丈夫か?

7月17日(火)
 午前中、メールなどの雑務と住宅の打ち合わせ。いよいよ案がまとまってきた。

 午後、表現演習の授業。2点透視図法の課題をまとめていく。来週はいよいよ最終授業。

7月16日(月)
 朝から鎌倉へ。昼、池田塾。みんなで『美を求める心』の読書会。午後は、わいわい打ち上げ。

 夕方、あれこれとこれからの準備を進める。雑読をしたりして、のんびり過ごす。深夜は、原稿を書いて、目黒川沿いをランニング。

7月15日(日)
 朝一の新幹線で帰京。昼に打ち合わせ一本。のんびりした日曜日を過ごす。

 午後、恵比寿の写真美術館にて川内倫子展へ。あれだけ沢山の川内写真を同時に見ることができて良かった。初めて見た動画も素晴らしかった。いろいろと考えさせられた。

7月14日(土)
 朝一の新幹線で仙台へ。駅前のジュンク堂にて、『みんなの家。』と『幻想都市風景』のポップを描く。昼、門脇先生と合流して、レンタカーで牡鹿半島へ。アーキエイドの仕事で、住民との意見交換会。住民の方々の高台移転など、故郷に対する強い、強い想いを言葉の節々に感じた。ぜひ、良いものにしたい。

7月13日(金)
 午前中、メールなどの雑務と新規プロジェクトの打ち合わせ。

 午後、2年生の製図の講評会。5時間以上に渡って、すべての作品をクリティックする。みんな初めての設計課題ということを思うと、大変よく頑張ったと思う。でも、まだまだ「建築が楽しくてしょうがない」といった印象を覚えるほどのエネルギーを感じる作品がないので、しっかりといい勉強を重ねて頑張って欲しい。

 夜は、角田先生らと打ち上げ。助教になって4ヶ月、いろいろと話しあう楽しい時間だった。

7月12日(木)
 午前中、教室会議。午後、新規プロジェクトの準備等。夜は、池袋ジュンク堂にて、来週から始める「みんなの家にまつわる30冊」の打ち合わせ。

7月11日(水)
 午前中、メールなどの雑務と電話対応。午後からレッドブルにて打ち合わせ。夕方は、池袋ジュンク堂にて、『みんなの家。』ブックフェアのセッティングをする。素敵なコーナーをつくってもらう。

 夜は、新潮社の伊熊女史と写真家の鈴木理策さんと食事。あれこれと盛り上がり、楽しい時間を過ごす。

7月10日(火)
 午前中、メールなどの雑務。午後、表現演習の授業。夜は、クライアントの方と食事しながらの打ち合わせ。面白い仕事になりそうだ。

7月9日(月)
 午前中、滋賀に行って、新しいプロジェクトの敷地候補を見学し、あれこれとお話しを伺う。山があり、琵琶湖が見える魅力的な敷地にわくわくする。まだ動き出さないけど、素晴らしい建築になるように最大限の努力をしたい。

 山本画伯と京都で合流して、東京へ戻る。神保町の東京堂書店にて、『みんなの家。』の刊行を記念して、内田樹先生と対談トークイベント。80人を超す方々の前で凱風館について語り合う。途中に山本画伯にも話してもらう。精神科医の名越先生も合流し、みんなで美味しい蕎麦を食べながら、楽しい打ち上げ。充実の一日だった。

7月8日(日)
 昼、大阪の池田に行って、念願の如来寺杯。記念すべき第一回大会は、とにかく面白かった。最初から出席率が高く、5卓を囲む。僕は3戦1勝、最後の対決まで総合優勝の可能性があったものの、またしても国士無双を降り込んで万事休す。とにかく大変楽しかった。いやはや、早くも来年の開催が楽しみ。それにしても、実に素晴らしいお寺であり、釈先生とご家族のみなさんの素晴らしいホスピタリティーに感動する。

7月7日(土)
 午前中、如風案の打ち合わせ。みっちり3時間弱、あれこれと話し合う。

 午後、横浜のキャプテン翼スタジアムにて、フットサル。小泉研対チーム助教で大いに盛り上がる。なまった身体でのフットサルだったが、楽しかった。ヘロヘロになるも、新幹線で関西へ。

7月6日(金)
 午前中、メールなどの雑務と電話対応。午後、2年生の設計課題のエスキース。より具体的にデザインのポイントを伝えるように努力する。

 夜、明日の打ち合わせの最終チェック。あれこれを今後の展開を整理する。

7月5日(木)
 午前中、メールなどの雑務とデスクワーク。新規プロジェクトのあれこれを進める。

 夕方、できたてほやほやの『みんなの家。』を手渡される。すごい!自分の本を手に感無量。これをできるだけ多くの人に読んでもらいたい。

 深夜、カラオケボックスにて久しぶりにアルトサックスの練習をする。

7月4日(水)
 朝からレッドブルジャパンにて二期工事についての打ち合わせ。昼は、新潮社にてランチミーティング。『幻想都市風景』の献本をし、あれこれと近況報告も含めて楽しい時間を過ごす。

 午後は、事務所に戻って仕事。写真家の山岸さんと打ち合わせ。夜、メールなどの雑務とデスクワーク。深夜、原稿を進める。

7月3日(火)
 朝、凱風館で朝稽古して、新幹線に乗って帰京。その足で大学へ。

 午後から設計表現演習1の授業。透視図法の課題を進める。夜、メールなどの雑務。

7月2日(月)
 午前中、メールなどの雑務と電話対応。午後、中島工務店の加藤さんと打ち合わせ。如風庵のあれこれについて話し合う。夕方、凱風館にて少年部のお稽古に参加。子供達がわいわい楽しそうに合気道をやっている姿を見ながら、ちょこっと一緒にお稽古する。みんなの笑顔が印象的。

 夜は、三宮で打ち合わせ。バーのデザインについて、話し合い、今後の方針についての相談。なかなか大変だがゆっくり動き出すことを期待。深夜、新規プロジェクトのコンセプト出しとスケッチを進める。新しいチャレンジになりそうだ。

7月1日(日)
 午前中、ゆっくりする。両親に頼まれて『幻想都市風景』にサインを入れる。こうして喜んでもらえるのも、小さな親孝行と信じたい。

 午後、姫路へ。兵庫県合気道連盟の講習会に参加。凱風館以外でお稽古するのは初めて。本部からお越しの難波師範のご指導のもと、たっぷり汗をかく。あっという間の90分だった。始めてまだ半年だが、とても充実した合気道体験であった。ナダギクという素敵な作り酒屋で懇親会。美酒と美食に舌鼓を打つ。岐路の電車では、内田先生と川端先生のお話に聞き入る貴重な時間。

 

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