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『EVERYDAY NOTES』

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『OPENNING NOTE』

 
 

EVERYDAY NOTES - archive - 2012 august

8月31日(金)
 午前中、メールなどの雑務と電話対応。

 午後、相愛大学へ移動。内田先生による「みんなの現代霊姓論」と哲学者の鷲田清一さんによる対談。鷲田総長のことを「一緒に革命ができる人」というエピソードから始まり、3日間を総括するようなお話しだった。そのあと、打ち上げにも参加させてもらった。鷲田総長の『幻想都市風景』の感想が、エゴン・シーレを感じたというのには、鳥肌が立った。凄い!ジュリー部の話で、昔ギターをされていた話が印象的だった。

8月30日(木)
 朝稽古から始まる一日。たっぷり汗をかいて、気分よくお稽古した。カフェ・ニュートラルでお仕事。メールなどの雑務と電話対応。

 午後、相愛大学へ移動。内田先生による「みんなの現代霊姓論」と経済学者の平川克美さんによる対談。共身体形成と自己拡大が似ているという指摘にはハッとした。良いことと悪いことが紙一重ということは、深く考えさせられる。平川さんの死に対する考え方も大いにメモを取りながらの必死の講義だった。

 夜は、先日入籍した友人夫妻と焼き肉を食す。大好きなバールでのエスプレッソも頂き、楽しい一日を締めくくった。

8月29日(水)
 午前中、メールなどの雑務と電話対応。午後、相愛大学へ移動。内田先生による「みんなの現代霊姓論」と独立数学者の森田真生さんとの対談。実にエネルギッシュな数学トークに内田先生の霊性論が絡まり合っていく実に知的好奇心の溢れる3時間であった。打ち上げにも参加させてもらい、コーラだけを飲んで、夜のお稽古に参加する。

 気の錬磨のお稽古で、これまた気持ちのいい汗をかく。ドクター佐藤さんのご家族と三島さんと食事。合気道の話や昨日のイベントについてなど、盛り上がる。

8月28日(火)
 朝稽古でしっかり汗をかく。気持ちのいい合気道の時間。昼は、新居ファインアーツギャラリーにて打ち合わせ。あれこれと展示の可能性も含めてお話しする。楽しみなことになってきた。頑張らないと。

 夕方、家族と城陽へ。みんなで中華料理を食べる。夜、ミシマ社にて公開編集会議。これが、何とも素敵なイベントで、三島さんと1時間ちょっと公開インタビューの末、あれこれと何故建築家になったか、などについてお話し、30人弱のオーディエンスの皆さんに「光嶋さんにこんな本を書いて欲しい」というタイトルを考えてもらって、話し合って決めるというもの。大いに盛り上がり、『建築夢十夜』と『<絵本>しゃべる家』がトップ2となる。その後、打ち上げでも数学者の森田くんやミシマ社で本を出されている近藤さんと盛り上がる。

8月27日(月)
 午前中、メールなどの実務と打ち合わせ2本。関西出張で東京を離れる間の仕事について、スタッフと話し合う。

 午後、大学にてコンペの打ち合わせ。みっちり2時間、模型を見ながら話し合って、方向性をしっかりと決めていく。

 夜の新幹線で新大阪へ。明日のミシマ社でのイベントと相愛大学での内田先生の連続講義&対談。今週は、勉強と合気道の日々。

8月26日(日)
 午前中、のんびり寝て過ごす。快晴。掃除と洗濯で日曜日がスタートする。

 午後、幾つかの本を持って、喫茶店で雑読する。帰路、本屋さんで更に本を買う。

 夜、ドローイングに着色作業。久しぶりにドローイングに向き合う時間ができた。この作品は、昨年から友人に依頼されていて、なかなか筆が遅かったが、この夏にどうにか完成させたい。大きな作品だからこそ描ける幻想都市風景にしたい。

 深夜、メールなどの雑務とデスクワーク。『情熱大陸』がハイヒールのヴァイオリニスト・木嶋真優さんで、大変面白かった。

8月25日(土)
 午前中、鎌倉へ。山の上の家にて、池田塾。美を前にして、沈黙することについてなど、実に濃厚な2時間だった。池田さんの小林秀雄に対する敬意と深い愛情を感じ、蝉の鳴き声が夏の終わりを示していた気がした。

 午後、鎌倉から都内にトンボ帰り。渋谷のアラップ事務所にて如風庵の打ち合わせ。環境装置としての屋根と土壁の在り方について、クライアント夫妻も交えて、話し合う。その後、コンペの打ち合わせもして、合計3時間弱のハードなミーティング。

 夕方、平川克美さんの出版記念パーティーへ。何も知らずに、ただ品川に行くと、なかなかグランドプリンス高輪に辿り着けなくて、遅刻してしまう。汗だくだし、大きな建築模型を持ったりしていて、場違いな感じもしたが、小田嶋さんや三島さんもいたりして、大変楽しい時間であった。

 深夜、机の周りを整理したりしながら、本日の打ち合わせのフィードバックをする。

8月24日(金)
 午前中、メールなどの雑務と電話対応。午後、如風庵のプレゼン資料を仕上げていく。S邸の図面スタディーも同時進行で進んでいく。

 夜は、考古学者の友人と久しぶりに会って食事。とってもスリリングでエキサイティングな話が飛び交う。ヨルダンのペトラ遺跡についても熱く話をする。

8月23日(木)
 午前中、コンペの打ち合わせ。学生らの意欲的なスタディー模型を見ながら、あれこれ進める。

 午後、如風案の屋根について、あれこれスケッチ。環境装置としてのコンセプトを整理していく。土壁とのバランスを考えながら新しいアイデアを埋め込んでいく。何度も何度も考えていると、昔思いついたアイデアと再会したりする。

 夜は、友人の誘いでライブへ。生の音楽はいつも心の栄養になる。深夜、目黒川沿いをランニング。

8月22日(水)
 午前中、メールなどの雑務と電話対応。午後、ホームページのアーカイブ作業に追われる。多方面から仕事の話を頂き、しっかりと対応していく。自分にできることはできるし、できないことはできない。こうしたご縁を大切にしたい。マトグロッソの原稿の最終チェック。コルビュジエの2つの建築について書いてみたい。

 深夜、目黒川沿いをランニング。身体があまりに鈍っていてびっくりする。いやはや、しっかり絞りたい。

8月21日(火)
 午前中、コンペの打ち合わせ。午後、事務書類の処理に追われる。生協と研究室の往復。

 午後、打ち合わせ2本。ウェブ上で大学を立ち上げようとする意欲的な試み。そこで講師をやらせてもらうかもしれない。如風庵の屋根を引き続き検討。スケッチ。

 夜、メールなどの雑務。マトグロッソの原稿のチェック。

8月20日(月)
 午前中、メールなどの雑務とデスクワーク。午後、如風庵の屋根スケッチ。マトグロッソの原稿を仕上げて第1稿を送信。S邸の平面計画を進めていく。大分整理されてきたので、そろそろ案を絞っていきたい。

 夕方、横山みなとみらいにて、『横浜借景』というパフォーマンスのゲネプロを見させてもらう。都市の中に溶け込むようなパフォーマンスで、ダンスでも、演劇でもない、新しい試み。ヘッドフォンをつけて25分間見るのだが、むしろ、ヘッドフォンをつけてる鑑賞者の我々が「見られる」立場に反転したりする感覚が新しい。

 夜、マトグロッソの原稿に再度手を入れて、如風庵の進め方を決めていく。深夜、平川さんの本を読み進める。

8月19日(日)
 午前中、ゆっくり掃除と洗濯。メールなどの雑務とデスクワークを済ませて、七里ケ浜へ。久しぶりに青空空間にも行って、夏祭りに参加する。ひたすら友人らとかき氷をつくり続ける。暑かった、楽しかった。日本のこうした地域のお祭りって、いいもんですね。

 夜、マドグロッソの原稿を進めて、幾つかの本を雑読。何だか面白い仕事のオファーがくる。ドキドキ。

8月18日(土)
 午前中、メールなどの雑務と電話対応。コンペの打ち合わせもみっちり。午後からオープンキャンパス。高校生の質問を受けて、しっかりと答える。とにかく建築という世界の魅力について、あれこれお話しする。高校生は実に初々しい質問が多く、少しでもみんなの背中を押せるようにお答えした。

 夜は、今設計を進めている住宅のお施主さんのご実家にて、打ち合わせと食事会。RCの立派な家。やはり、自分の育った環境が一番よく家づくりのヒントをもっている。2歳の娘さんも元気よく遊び回っている。

 深夜、マトグロッソの原稿のスケッチ。

8月17日(金)
 猛烈な暑さの真夏日だ。午前中、メールなどの雑務。新橋で打ち合わせ一本。午後、如風庵とS邸の打ち合わせ。平面図の検討を続ける。屋根との関係性を考える。ホームページのアーカイビングも進める。

 深夜、銅版画の手彩色について、あれこれ挑戦してみる。こうした新しいことへ挑戦が面白い。

8月16日(木)
 午前中、凱風館で朝稽古。しっかり汗をかいて気持ちのいいお稽古だった。午前中の新幹線で帰京。車中『計画と無計画のあいだ』を再読する。三島さんの本なのに、びっくりするくらいその物語のライブ感とシンクロする。

 午後、設計の打ち合わせなど。ひたすらデスクワーク、書類などの準備に追われる。夕方、下北沢へ。B&Bにてミシマ社代表の三島邦弘さんと『出版と建築、ときどき合気道』と題して対談する。お盆にも関わらず、50人ものお客さんがいらして、楽しくおしゃべりする。すごく沢山の共通点があり、それどころか2時間も話していると最後の方では同じことを違う言葉で重なる始末。作家との接し方において大切にしていることを三島さんが「無」といい、僕は「乾いたスポンジ」という。合気道について話すことは到底できないが、合気道を始めるきっかけと、どれくらい好きであり、何故好きであるかは二人とも大いに語った。とにかく楽しい2時間半だった。三島さんの本に対する深い愛情が素敵な仲間をミシマ社に呼び寄せて、最高の本づくりが行なわれ、全国の書店に真心を込めて届けていることが分かった。お客さんの笑顔、「聞きたい」という眼差しが僕らの脳をフル稼働させたように思う。本当にありがとうございました。

 夜は、メールなどの雑務。充実の対談についてあれこれ考える。このトークシリーズは僕にとって次のステージへの大切な何かを発見させてくれるのではないかと思っている。わくわく。

8月15日(水)
 午前中、のんびりする。ハスカップの入ったヨーグルトを食す。美味。午後、『ダークナイト・ライジング』(監督:クリスタファー・ノーラン、2012)を観る。いやはや、ド迫力の3時間映画だった。面白かったが、前作の衝撃はさすがに超えられていないと言わざるを得ない。

 夕方、三宮にて打ち合わせ。ステーキハウスとバーの内装計画についてあれこれ。夜は、凱風館にて合気道のお稽古。太刀を使ってのお稽古で、普段の体術とは違うことのようで、根底でしっかり繋がっていることを自覚するお稽古だった。三島さんとの対談準備メモをつくりはじめる。

8月14日(火)
 午前中、雨と雷の中、凱風館で朝稽古。久しぶりのお稽古で気の結び方という言葉がスッと入ってくる。内田先生の言葉と身体性がヒシヒシと伝わってくる。休憩もそこそこに、連続お稽古。よく身体を動かした後の昼飯は最高に美味しかった。麻婆茄子定食。

 午後、高橋源一郎さんが凱風館にいらっしゃる。初めてなので、ご案内する。14時からマトグロッソの『嘘のような本当の話』のイベントスタート。肝心の担当責任者の浅井女史は、新幹線の足止めにあって、遅刻。しかし、高橋さんと内田先生のお話しは面白くて、道場に集まった80人の観客を引きつける。ハガキに書かれた参加者の「嘘のような本当の話」をクリティックするという贅沢なイベント。大変面白かった。いろんな文脈である種の理不尽さが物語の面白さをつくりだす。打ち上げも楽しく盛り上がる。

 夜は、最近結婚した友人夫婦宅に遊びに行く。素敵な時間を共有できて、とにかく楽しかった。

8月13日(月)
 午前中、メールなどの雑務と電話対応。コンペの打ち合わせ。午後、設計表現演習2の授業。木下先生によるパソコン・リテラシー。フォトショップとイラストレーターの基本を学ぶ。

 夜は、移動と同時にゆっくり読書。明日のイベントのために『非常時のことば』(高橋源一郎、朝日新聞出版、2012)を読み終わる。すごく心にしみ込む言葉がたくさんあった。川上弘美さんの『神様』の引用には驚いた。しかし、「こだま」することなど、内田先生の『街場の文体論』と同じことが違った言葉遣いで書いているように感じた。

8月12日(日)
 午前中、ゆっくりする。久しぶりの掃除と洗濯。メールなどの雑務。これからのあれこれを準備する。

 オリンピックを見たり、昼寝したり、ゆっくり読書していたら、夜になっていた。雑読。久しぶりに日曜日らしい日曜日だった。

8月11日(土)
 午前中、メールなどの雑務と電話対応。午後、吉祥寺にて、早坂紗知さんのライブを聴く。昼からジャズを聴いて、テンションも上がる。

 夕方、銅版画に手彩色。エッチングのみの状態のプリントに、水彩画であれこれとイメージを膨らませながら、色をつけていく。ホームエージのアーカイビング作業も進める。

 夜は、新しい住宅の平面図について、コンセプトを整理しながら考える。深夜、再度、手彩色をして完成させる。サインを入れて、買ってくれたお施主さんに連絡する。何冊かの本を雑読する。

8月10日(金)
 なでしこ観戦で眠い目をこすりながら、午前中、小泉研究室にてコンペの打ち合わせ。午後は、設計表現演習2の二日目。今日も学生達は、いきいきと模型をつくっていた。

 夕方、各自の発表。みな、一生懸命つくっただけあって、個性豊かな作品になっていて、発表も面白かった。この課題を楽しむ感覚を忘れないでほしい。

 夜、B&Bにて片山さんの『線量計と機関銃』の刊行記念トークとして、高橋源一郎さんとの対談を聴きにいく。デモの話から始まって、子育てすることや、女性と男性の時間の流れ方の違いなど、お二人のスピーディーなキャッチボールを楽しませてもらった。ビールの飲める本屋さんというコンセプトも面白く、家具のデザインがまたかっこいい。来週からここで僕も三島さんらと対談をさせてもらうので、わくわくする。

8月9日(木)
 午前中、メールなどの雑務と電話対応。午後、設計表現演習2。福井先生による「クイック・モデリング」の授業。3、4、5限の間、学生達は集中して模型をつくる。初めての模型作りとあって、楽しんでいた。製図のときとはまた違ったのびのびした発想になるのだろう。

 夜、大学時代の友人と食事。結婚の報告を受けて、祝福する。深夜、仮眠もほどほどに、なでしこサッカーの観戦。W杯の決勝同様、アメリカとの頂上対決。息をのむいい試合だったが、結果は惜しくも2対1で負ける。激闘だった。

8月8日(水)
 午前中、メールなどの雑務。如風庵の玄関周りのデザインを再検討。模型でチェックする。昼、新しい住宅の平面計画のバリエーション。

 午後、原宿で打ち合わせが一本。夕方、ビブリオテックへ。建築史家の倉方俊輔さんと対談。50人あまりの方々が会場を埋めて、大変きもちのいい緊張感の中、トークが始まる。のっけから、早大の付属校という接点から盛り上がり、ドライブがかかっていく。建築家とドローイングについて。スケッチが対象を描くと同時に全体と描こうとしていることや、僕自身の解釈の表現であるということ。つまり、発見>解釈>編集というフローでもって僕の仕事の文脈を分析。社会に対して「語る」ことの大切さについても盛り上がる。サイン会も盛り上がり、たくさんの出合いが逢った。お越しくださった皆様、本当にありがとうございました。

 メキシコ料理屋さんで打ち上げ。前日に日本サッカーがメキシコに敗れたというのに、何とも皮肉な会場。深夜まで美味しい料理をつつきながら、対談の延長戦のように、みんなで盛り上がる。

8月7日(火)
 朝から何だか涼しい天気。暦の上で立秋となったとはいえ、これが日本の夏のピークであればさぞ過ごしやすい。

 午前中、朝から大学院試験の試験監督。初めての体験。ずっと学生達を監視して、スムーズに試験が進むようにする。暇なので、頭の中であれこれと空想。紙と鉛筆を持たないでスケッチすることの難しさを知るも、楽しいトレーニングになった。

 夜、メールなどの雑務。如風庵の進め方を検討。深夜、原稿をまとめて送信。全日本サッカーの準決勝は、もったいないプレーが目立ち、メキシコに2対1で負けた。勝てた試合と言えば、それまでだが、悔しい戦いとなった。

8月6日(月)
 午前中、メールなどの雑務。昼、書店巡り。思い立って『おおかみこどもと雨と雪』(監督:細田守、2012)を観る。大変よくできた映画で、物語も面白く、人間の成熟にとって子育ての果たす役割が大きい事を実感する。また、映像も美しかった。特に雲や水、風邪といった動くものの表現が秀逸。

 夜、マトグロッソの連載原稿を一気に仕上げる。大体この連載更新3日前の月曜日に原稿を入れる事が多くなった。もう少し余裕があるといいのだろうが、何だかリズムとしてはこれくらいの切羽詰まった感じが心地よい。春から始まった連載『放課後のベルリン』もいよいよ第10話。

8月5日(日)
 午前中、メールなどの雑務。昼、大阪の書店巡り。梅田のブックファーストさんや心斎橋のアバンサさんに行って、ポップを描いたり、サイン本をつくったりする。書店員さんも大変喜んでくれて、こちらこそ嬉しい気分になる。

 夕方、実家でゆっくりし、DVDで『ドラゴンタトゥーの少女』(監督:デヴィット・フィンチャー、2011)を観る。スウェーデン人の東野圭吾みたいな人なんだろう。緻密なサスペンスでスリリングな物語を楽しませてもらった。

8月4日(土)
 午前中、凱風館にて、ブルータスの取材。内田先生と「トモダチ」について対談する。大変貴重なお話が聞けて面白かった。9月1日発売の記事が楽しみだ。

 午後、凱風館、初めての演武会。ピリッとした緊張感の中、みなが合気道の演武をする。道場の空間がまたいきいきしていた。子供達の演武を観るのも感動的というか、なんというか。極めつけは、内田先生の説明演武。すごく丁寧にお話を交えて合気道についてのイロハを教えてもらった感じ。貴重な一期一会な時間をみなさんと共有できて幸せな気持ちになる。

 その後は、道場で60人弱で一品持ち寄りで宴会。楽しい時間が続く。2次会は、砂田家に流れ込んで、男子サッカーを応援する。見事エジプトに勝って、準決勝進出。楽しみなサッカーをしてくれている。

8月3日(金)
 午前中、メールなどの雑務と電話対応。レッドブルの追加工事がまとまってきた。新しい住宅の設計の打ち合わせ。3時間弱、みっちり話し合う。新しいテーマで面白い住宅になりそうだ。

 午後、打ち合わせのフィードバックをし、これからの進め方を検討していく。夕方の新幹線で神戸に向かう。車中、読書したり、原稿書いたりと充実した時間。この移動の2時間半がとても貴重だったりする。

 夜、久しぶりの合気道のお稽古。いい汗をかいて気持ちよく身体を動かした。

8月2日(木)
 午前中、メールなどの雑務と電話対応。昼、新しい住宅のあれこれを準備して、如風案の方向性について考える。平面図をスケッチ。

 夕方、界工作舎にて難波先生にご挨拶。『みんなの家。』を献本し、近況報告。日本の建築教育における研究室制度と欧米諸国のスタジオ制について話し合う。それからほぼ日事務所にて、「家づくり」についての座談会。3時間、ざっくばらんに話し合う。楽しい時間だった。もちろんある答えや普遍性を求めているわけではないが、個別解の中の法則がみつかると面白い。蔵としての家やプライベートとパブリックの境界線、世代を超える共同体などがテーマとなった。

 深夜、目黒川沿いをランニング。マトグロッソの原稿をスタートする。BTの川内倫子さんのインタビューが大変面白かった。

8月1日(水)
 午前中、メールなどの雑務。如風案の打ち合わせ資料を仕上げる。昼、アラップ・ジャパンにて金田さんらと打ち合わせ。土壁の家をコンセプトに、パッシブデザインの可能性を追求する。魅力的な建築をつくるためのチームづくりがまた始まった。

 午後、打ち合わせが2本。夕方、新宿にて内田先生と平川克美さんによる朝日カルチャーでの対談を聴く。吉本隆明について、転向論からはじまって示唆に富んだお話しを聴く。平川さんと一緒に打ち上げまでおじゃまする。

 深夜、『気になるガウディ』(磯崎新、新潮社、2012)の書評を書いて送信。日本サッカーは、ホンジュラスに引き分けてグループリーグ首位で突破。3試合で失点0は、立派。しかし、今日の宇佐美にはもっと頑張って欲しかったな。

 

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