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『OPENNING NOTE』

 
 

EVERYDAY NOTES - archive - 2012 december

12月31日(月)
 いよいよ大晦日。実家でゆっくりし、甥っ子と姪っ子を遊ぶ。夕方から、ドローイングに集中して、無事『ベルリン・ドローイング』を完成する。12時、みんなで年越し蕎麦も食べ、楽しく年を超す。

では、最後に毎年恒例の10大ニュースの発表です。

1)凱風館の竣工に合わせて、内田樹先生が施主から師範になり、合気道を始めたこと。とにかく楽しくて、東京から年間50回のお稽古に参加しました。

2)『幻想都市風景』(羽鳥書店)と『みんなの家。』(アルテスパブリッシング)という初めての著作を2冊出版したこと。今、建築家として届けたい声を精一杯の気持ちを込めて書いた。憧れの漫画家井上雄彦さんとお会いできたことも何より嬉しかった。

3)ときの忘れもの画廊と森岡書店で銅版画とドローイングの個展をしたこと。多くの方に来ていただき、貴重な体験をさせてもらいました。

4)首都大学東京で助教として働いたこと。学生たちとの時間や研究を通して、建築の魅力をいかにして発信できるかを考えた。

5)キース・ジャレットのソロ・コンサートを聴く。心に深く染み込む最高の音楽だった。ピナなき今、キースだけは絶対に逃さない。

6)刊行記念と題して、多くの方々と対談させてもらった。倉方さんや三島さん、平川克美さん、金沢さん、川内倫子さん、名越先生、森田くん、木村先生とすべて忘れられない貴重な対話。

7)4つ下の弟が結婚して、アルゼンチンのブエノスアイレスへ。地球の向こう側でしっかりがんばって欲しい。いつか遊びにいかせてもらうぞ!

8)秋に大学の用事で韓国のソウルへ行って、朴先生とギルダム書院のみなさんと出逢う。凱風館のような「学びの場」という考え方が韓国でも共感されたのが嬉しかった。そして、朴先生とハグ。

9)NHK WORLDの『TOKYO EYE』というオールイングリッシュの番組に出させてもらう。テレビ出演という楽しい初体験。来年もテレビ出演のオファーが続く。

 そして、もちろん、10番目は「オープンエンド」です。本当におかげさまで素晴らしいご縁もたくさんあり、実り多い一年でした。来年もどうぞよろしくお願いします。良いお年を!

12月30日(日)
 午前中、メールなどの雑務。昼、『レミゼラブル』(監督:、2012)を見る。久しぶりの映画館でポップコーンを食べながらハリウッド超大作を見る幸せ。3時間近くあるのに、引きつける物語と迫力ある映像で、いい映画だった。

 夜、いくつかの本を雑読して、寝る。いよいよ今年もあと1日か。

12月29日(土)
 午前中、メールなどの雑務。昼から年賀状の宛名書きをひたすら進める。夕方、原稿を書いたり、ドローイングの構想を練る。

12月28日(金)
 午前中、凱風館で餅つき。雨が降っていたので、ブルーシートの屋根をかけての実行。楽しかった。目標の2ターン、4キロをついて、鏡餅が完成する。

 午後は、年賀状の宛名書きと原稿。夜は、みんなで美味しい中華を食べながらの忘年会。

12月27日(木)
 午前中、メールなどの雑務と電話対応。S邸もやっとまとまった。午後、合気道のお稽古。身体をしっかり動かして気持ちいい。そのまま直会。いよいよ連日の凱風館での宴会が終わりつつある。

12月26日(水)
 午前中、メールなどの雑務。午後、如風庵の打ち合わせなど。電話対応も忙しく続く。

 夜は、合気道のお稽古。当事者研究。言葉の力、などたくさん考えさせられた。森田くんらも来て、打ち上げも盛り上がった。

12月25日(火)
 まだ外が暗い内から朝稽古とヨハンナ稽古。昼、韓国から来日している朴先生ご一行と合流して、茨木へ。安藤忠雄の代表作、光の教会を見学する。僕は学生時代依頼の10年ぶり。その洗練された空間は、まったく色あせることなく、光り輝いていた。隣に子供の教会と家まで設計し、完成していた。こうした時間の流れを含む、建築が放つ力が美しい。

 夕方、朴先生らと凱風館へ。日韓合同寺子屋。投獄されていたときのお話しを中心に特別な時間だった。夜遅くまで大いに盛り上がって、またの再会を約束する。今度は、凱風館メンバーでソウルのギルダム書院に行きたいものだ。忘れられないクリスマスとなった。

12月24日(月)
 午前中、ゆっくりする。午後、光岡先生が凱風館に来られて、ワークショップ。ナイフを振り回された時の防御など、呼吸法も含めて武術を磨く濃厚な時間。続けて直会。

12月23日(日)
 久しぶりの例会。年間勝率は、かろうじて2割台を保持。楽しく麻雀。優勝は、釈先生。画伯も2冠。それにしても、あっという間の1年。川上牧師のギターで歌って華やかな打ち納めだった。

12月22日(土)
 午前中、メールなどの雑務と電話対応。昼、合気道のお稽古。午後は、原稿を書き進める。

12月21日(金)
 午前中、メールなどの雑務。ドイツから来日しているグライター先生とのランチがキャンセルになってしまう。午後は、年賀状のプリントアウト。

 夕方の新幹線で京都へ。森田くん宅でMMKKサロン。三島さんのプレゼンに盛り上がる。

12月20日(木)
 午前中、メールなどの雑務と電話対応。昼、写真家の山岸剛さんが来所。近況報告と凱風館のプリントを頂く。僕も銅版画を一枚選んでもらい、物物交換。

 午後、コンペの最終提出資料をまとめる。打ち合わせ資料と契約資料をまとめていき、18時S邸の契約の打ち合わせ。真新しい契約書にハンコが押されるあの瞬間、身が引き締まるものだ。続けて乃木坂へ。白井版画工房で新しい銅版を購入。白井先生とも近況報告など。夜、如風庵の打ち合わせ。大きな問題点を2つに絞り込んで話し合い、これからの方針を決定した。年内の山場だった仕事がまとまり一安心。

12月19日(水)
 午前中、スタッフとコンペなどの打ち合わせ。昼前、浜松町へ。進めてきたプロジェクトのプレゼンテーション。大きな模型を囲んでの緊張感ある打ち合わせで、あっという間の90分間。後にランチ・ミーティングになり、これからが楽しみである。

 夕方、キルコス国際コンペの審査ヒアリング。僕の選んだ3案についてのクリティック。初めての審査経験だったが、大変勉強になった。25日に発表らしい。

 アンビルドドローイング勉強会の打ち上げ。3人の学生に労いの焼き肉。しかし、僕は仕事が残っており、ビールは一杯だけに。事務所に戻って仕事と原稿作業。

12月18日(火)
 午前中、アラップの金田さんが来所。如風庵の構造について打ち合わせ。今後の方針とスケジュールに付いても話し合う。

 午後、大学にてセンター試験の監督業務に於ける説明会。

 夜、池袋ジュンク堂にて憲法学者の木村草太先生と対談。40人強の前で「建築と法律」について語り合った。初対面と思えない、楽しい時間であった。打ち上げも、ドイツビールが飲めるバーで、ひとまず9人とやらせてもらった公開対談シリーズが終わった。なんだか寂しい気持ちであるが、毎回違った分野の方々と違った場所で大変貴重な体験をさせてもらった。この場を借りて、羽鳥書店とアルテスパブリッシングのみなさんをはじめ、対談相手の方々と会場まで足を運んでもらったみなさんへ心より感謝しています。本当にありがとうございました。

12月17日(月)
 午前中、小泉研究室のゼミ。卒計と修計の指導など。午後は、デザイン課題のエスキース。学生達もようやく案が見えてきたようだ。夕方、ひたすらデスクワーク。夜は、久しぶりにジェームソンを飲んで寝る。

12月16日(日)
 午前中、メールなどの雑務。午後、カフェ・ニュートラルであれこれ仕事。原稿を書き進める。

 夕方、東神戸教会にて、大切な友人の結婚式。内田先生のスピーチをはじめ、大変ハッピーで濃厚な時間であった。漫才あり、音楽あり、芝居あり、と終始笑っているような楽しい宴であった。もっと楽しみたかったが、終電の新幹線で帰京する。

12月15日(土)
 朝から鎌倉へ。月に一度の池田塾。塾生のみなさんと小林秀雄を読みながら議論する。忘年会もあれこれと盛り上がる。この一年、塾長の池田さんと茂木さんのおかげで充実した時間を頂いた。

12月14日(金)
 午前中、山形から畳道場の鏡さんが来所。畳といぐさ農家を繋げる仕事についてお話を伺い、大いに共感する。ぜひご一緒したい。何かつくれないかと模索し、来年から具体的に提案できるようにお手伝いすることを約束する。

 午後は、『週間朝日』のグラビア撮影と取材。初めての体験。楽しかった。夕方、如風庵の設計の打ち合わせ。ハードな仕事が連続する毎日。 

12月13日(木)
 朝から教室会議。午後は、新居さんが来所して、来年の個展について打ち合わせ。3月15日から31日まで「にいファインアーツ」画廊にて銅版画とドローイングの個展を行なうことが決定する。頑張って新作を作ることも約束する。夕方、代官山で音楽家の渋谷慶一朗さんとインタビュー。グランドピアノのあるアトリエで、先日のオペラ『The END』のことを中心にあれこれとお話を伺う。貴重な時間だった。創作する中で「次がある」という感覚がすごく印象に残った。雑誌アルテスのvol.4号に掲載予定。

 夜は、ワークショップの打ち合わせ。子供たちと絵を書いたり、模型を作ったりすることを企画する。こうした試みが、保育空間の提案にまで繋がると大変面白い。わくわく。

12月12日(水)
 午前中、デスクワーク。昼、先端ゼミの発表。4年生は、よく頑張って自分たちの研究成果を発表していて、一安心。

 夜、秋葉原でお世話になっている方々と忘年会。連日の集まりで、年の瀬を感じる。

12月11日(火)
 午前中、メールなどの雑務と電話対応。原稿を書いたり、S邸の図面チェック。夜、学生時代の連中と忘年会。いやはや、いつ会っても変らない、仲間である。

12月10日(月)
 朝からゼミの発表と指導。午後は、デザイン課題のエスキース。幼稚園について、いろいろとヒントを与える。具体的な指導を心掛ける。

12月9日(日)
 新幹線の中は、爆睡。昼、如風庵の契約の打ち合わせ。無事、進めることができて、いよいよ建設のステージに向けて頑張りたい。

 夕方、小泉先生宅へ。研究室の忘年会。歴代のOBの方々にも会い、今年が終わろうとしている感じ。すごい一年だったと、実感。

12月8日(土)
 朝から凱風館へ。お稽古をして、汗をかく。夕方、カフェニュートラルで原稿書き。夜、内田先生らと食事。美味しい中華を食し、2次会がステーキハウスでションパン。

12月7日(金)
 設計の仕事を進めて、これからの年内の動きを固めていく。S邸もいよいよ契約に向けてラストスパート。

12月6日(木)
 午前中、メールなどの雑務。研究室のゼミ発表と指導。午後は、中間発表を聞いて、コメント。

12月5日(水)
 午前中、メールなどの雑務とデスクワーク。午後は、如風庵の模型と契約図面を進める。

 夜は、写真家の青山裕企さんと三島さんと3人でトークイベント。楽しくみんなで青春について、仕事について、お話しました。とても初対面とは思えない盛り上がりでした。

12月4日(火)
 午前中、メールなどの雑務と電話対応。あれこれと決まっていく。スタッフと如風庵とS邸の契約図面の打ち合わせ。

 午後、NHKのディレクターの方々と打ち合わせ。建築の番組について、あれこれ。引き続き、デスクワーク。

 夕方、新規プロジェクトの打ち合わせ。設計を話し合い、夜まで盛り上がる。

12月3日(月)
 午前中、原稿を集中して書く。午後、3年生の幼稚園課題をエスキース。5人ともよく考えていたが、もう少したくさんスケッチや模型があるといいな。続けて先端ゼミ。3人ともやっとまとまってきた模様。小泉先生とも話し合う。続けて、小泉研の卒計と修計の指導。これもビシバシ2時間。気がつけば21時。

 夜は、メールなどの雑務と原稿をまとめて送信する。いくつかの本を雑読する。

12月2日(日)
 山口は少し雨が降っていて、寒かった。新幹線で東へ移動。

 姫路から高砂へ。生石神社へ。まるで浮いているような巨大石があった。美味しいカレー鍋を食す。

12月1日(土)
 午前中、メールなどの雑務を済ませて、山口へ。新山口駅からバスに揺られて山口情報芸術センターへ。少し早く着いたのでぶらぶら散策してたら「中原中也記念館」を発見し、入館する。貴重な生原稿があったりして興奮する。

 夜、東京から来たアルテスの鈴木さんと合流して一緒に岡田利規+渋谷慶一朗のオペラ『THE END』を観る。しかも、最前列の特等席で初音ミク主演のすごい作品だった。舞台美術は、建築家の重松昌平さんも含めて3人とも1973年生まれ。こうしたクロスボーダーな仕事は、現代における大切なクリエーションの最先端な気がする。

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